日本の探偵業は明治時代から

探偵と言う言葉にロマンを感じてしまう方は、少し年配の方かもしれません。
「少年探偵」とか「怪人」と言った言葉にノスタルジーを感じるのは、間違いなく、ある一定以上の世代に違いありません。
近年でも、子ども向けのマンガやアニメで、名探偵の主人公が難事件を解決する内容の「名探偵○○」と言った感じの作品が人気を博している様です。
現実の探偵業とは、クライアントの依頼によって聞込みや尾行、張込等を行い、対象者の情報を収集し、それを報告する事が基本業務になります。
警察を、犯罪等の社会的トラブルを起こった後に行動を起こす、「社会問題への対処療法」に例えるならば、探偵は、社会トラブルが起こる前に行動を起こす「社会問題への予防薬」に例える事ができるかもしれません。
1891年(明治24年)の新聞広告に日本最古の探偵業の広告が確認されています。
イギリスで探偵業が始まったのが、その2年前の1889年ですから、洋の東西を問わず探偵業の需要は尽きない様です。